ダイエットカウンセラーの細江啓太郎です。
カウンセリングで、
「ダイエットをがんばって少しは痩せるけど、気を抜くとまたリバウンドします。。」
とお悩みを聞くことがあります。
その中で、（このままだとこの人は今後もリバウンドを繰り返すな）と思うことがあり、
その場合は、ある点に気をつけて、アドバイスを行うようにしています。
どんなことに気をつけて、何をアドバイスしているのか？
今回は、これについてお話をしていきます。
特に、ダイエット指導をしていて、
「リバウンドを繰り返している人にどうアドバイスすればいいか分からない」
という場合は読んでみてください。
やせる４系統
まず、ダイエットの方向性の話をして、次にアドバイスの急所をお伝えしますね。
世の中のダイエットを分類すると、４つの系統に分けられます。
今回はその中から、
・制限系
・排泄系
にフォーカスして解説をしていきます。
■ 制限系
こちらは、がまんのダイエットのことです。
一般的に、【ダイエット＝食事制限】というイメージがあると思いますが、これをそのまま行っていく取り組みです。
例えば、「カロリーをとりすぎているから糖質制限をしよう」などです。
■ 排泄系
こちらは、体にたまった老廃物を出す取り組みです。
【毒出しダイエット】と言われたりもします。
「老廃物を出して痩せよう」という作戦です。
なんで老廃物を出すと痩せるの？？
と思われたかもしれませんが、その理由は、次の３つです。
２．処理能力アップ
３．過食が止まる
それぞれ解説をしていきますね。
細胞にたまっていた老廃物が出るため、その分体重が減ります。
老廃物がたまりやすいのは、特に腰回り・二の腕です。
この部分のお肉って、食事を減らしても落ちないんです。
老廃物を出すと体の機能が正常に戻るので、食べたものを処理できるようになるためです。
※ここで言っている「体の機能」というのは、
・細胞の燃焼力
・内臓の排泄力
のことです。
ゴミがたまっていると、体も本領発揮できません。
この処理能力がアップした状態を
【代謝がよい】
と言います。
体の毒素が出ると、異常な食欲が落ち着くためです。
止まらない食欲の正体は、【解毒欲】です。
体は、毒素を中和したい時、それに必要な食材を欲することがあります。
特に今の時期は、季節的に細胞が緩み、蓄積していた老廃物が出やすくなっています。
その際、体は、排泄をサポートするための食材が必要なので、それを求めて食欲が湧いてくるということです。
暖かくなって体が動くようになってきたけど、
・やたら眠い
・食欲が旺盛
となっていたら、体からのサインです。
スッキリと毒素を出せば、過食欲も止まります。
こんな時に食べたいのは、春のデトックスフード。
ふき、わらび、ぜんまい、たらの芽、ふきのとうなどが大活躍してくれます。
過食の理由がこれだけということはありませんが、一つの要因として捉えてみてください。
今の時期にしっかり解毒と休養をしておけば、春ダイエットがスムーズに進みますよ。
リバウンドを防ぐ３コンボ
以上３つ。
これが、老廃物を出すことで痩せる理由です。
【１】たまっていた老廃物が出て
【２】代謝がよい体になり
【３】食べ過ぎがなくなる
この３つのコンボだったら、
痩せて→スリムな体をキープできると思いませんか？
「カロリーをとりすぎているから糖質制限をしよう」
というのは間違ってはないのですが、一時的なものになってしまいます。
がまんしてる間はやせるけど、それが終わるとリバウンドしますよね。
これだと根本的な原因が解決していないため、ずっと同じことを繰り返します。
■ 日々の食事量を減らすこと（制限系）
■ たまっている老廃物を出す（排泄系）
というのは、別の取り組みです。
もし太っている原因が、【老廃物がたまっている】ということだったら、排泄系の取り組みを行っていきたいですね。
ダイエット法は一つではありません。
『制限系』だけでなく、
『排泄系』も取り入れると、
うまくいくようになりますよ。
アドバイスの急所
今回は、リバウンドを繰り返す人がいた時に、
「どんなことに気をつけて、アドバイスをしているのか？」
という話でしたよね。
気をつけることは、
【ダイエット＝食事制限】という方法しか見えてない場合は、ほかの可能性に気づいてもらう
ということです。
具体的なアドバイスは、今回お話をした内容をベースに、進めていきます。
アドバイスの急所をまとめると、３つ。
・食事制限以外の方法もあると気づいてもらう
・リバウンドを繰り返さないために原因を断つ
・老廃物がたまっている場合はそれを出す
ということです。
診断をして老廃物がたまってるタイプだったら、このように説明をしてみてくださいね。
「アドバイスの方向性は分かったけど、その診断ってどうやるの？？」
「こういった専門的なことって、どこで知るの？」
という場合は、
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