日本ダイエットカウンセラー協会の細江啓太郎です。
ダイエットの仕事をはじめようと頑張っている方から、ご相談を受けることがあります。
お話を聞いていて、
「やせたい人にその方法を伝える際に、何を話せばいいか迷ってしまう。。」
というお悩みが多いので、、
『ダイエットカウンセラーのための伝え方講座』
を連載記事として始めることにしました!
伝える技術が向上するので、読んでみてくださいね。
それでは、さっそく1回目を始めていきます。
やせる3つの方向性
ダイエットのアドバイスを行う際、
「けっきょく食事を減らすことしか言えない」
「何を伝えればいいか分からない。。」
と、困ってしまうことはないですか。
そんな時にどうすればいいか、解説をしていきます。
*
まず、相談者の希望から考えていきましょう。
「やせたい」というのは共通していると思いますが、
もし本人の目的が、『痩せてずっと維持すること』であれば、
やせることにプラスして、他のこともコラボさせるのが効果的です。
具体的には、次の3つです。
このようにカテゴリー分けをして、話をしてみてください。
■ たまった脂肪を落とす取り組み
■ 食事を処理する力を高めること
■ 太る原因をストップさせること
1.たまった脂肪を落とす取り組み
まずは、脂肪を落とすことについて。
食事をがまんする作戦は無理があるので、素直に使うことを実践したいですね。
ただ、ハードな運動だと続かないので、できる範囲の運動がおすすめです。
例えば、
・一日30分ほど歩く
・朝起きたら15分ヨガを行う
・掃除や洗濯の前に軽く筋トレする
など。
もし、「歩く時間なんてないよ」という場合は、通勤や買い物に行く際に、できるだけ歩くようにアドバイスをしましょう。
2.食事を処理する力を高めること
食事は一生行いますよね。それを織り込んでダイエットの方向を考えていきます。
体の処理能力を高めておけば、食べても太らない状態を作れると思いませんか?
「処理能力」というのは、代謝力や排泄力のことです。
脂肪を落とすことに加えて、これらもパワーアップさせていきます。
まず、【1】と【2】の両方を組み合わせ、
※たまった脂肪を使う+食べものを処理できる体作りをする
ということを行っていきましょう。
3.太る原因をストップさせること
また、脂肪がつくということは、太る習慣があるということですよね。
例えば、太る食べ方や、睡眠の質が悪いとか。
それを改善しないと、何かの方法で痩せてもまた太ります。
次のことをちょっと考えてみてください。その様子をイメージしながら読んでみると、実感が湧くと思います。
■ 太る習慣があって痩せる取り組みをする=現状維持
■ 太る習慣がなくて痩せる取り組みをする=やせる
どうですか、情景は浮かびましたか?
例えば、前者は、
毎日お菓子を食べる習慣があって、夜寝る前のスマホを続けながら、ウォーキングをしているとか。
これは、痩せるかもしれませんが、太る習慣が「ある」ので、いいところ現状維持ですよね。
後者は、
お菓子を食べる習慣がなく、睡眠の質も良い。そのうえで毒出しダイエットや、ウォーキングをしている状態。
太る習慣が「ない」ので、痩せますよね◎
このように、やせるためには、太る習慣の改善にも取り組みたいのです。
まとめ
まとめると、
痩せて→ずっと維持するためには、
たまった脂肪を落とし、処理能力を高め、太る習慣も卒業する!
ということです。
もし本人の希望が、『痩せてずっと維持すること』の場合は、
この3点を意識して話をしてみてくださいね。
せっかく時間を使って記事を読んでいただいているので、毎回、レベルアップするためのワークを出そうと思います。
※紙を取り出し、【太る習慣】を思いつくだけ書いてみてください。
食事、運動、睡眠、日々の生活など、なんでもいいので、とにかく頭に浮かんだことを書き出してみてください。
少しの時間でも、考えることで力がついてきますので、ぜひ取り組んでみてくださいね。
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