ダイエットカウンセラーの細江啓太郎です。
今回学ぶのは、リバウンドを繰り返している人へのアドバイスの方法です。
カウンセリングを行っていて、リバウンドでお悩みの方が相談に来ることはありませんか?
そんな時に、どのように対応すればいいか学んでいきます。
この方法を実践すれば、リバウンドしないダイエットができるようになります。
1.ダイエットの種類
まず、ダイエットの種類について、整理をしていきましょう。
ダイエットには、瞬間的ダイエットと、継続的ダイエットがあります。
■ 瞬間的ダイエットとは?
食事制限など、すぐに結果が出るダイエット法のことです。
代表的なのは、
・糖質制限
・ファスティング
・断食道場
などです。
これらのダイエット法は、すぐに結果が出るメリットがありますが、行動をやめるとリバウンドします。
あくまでも、「体重を落とす」ための方法であり、スリムな体をキープするための方法ではありません。
■ 継続的ダイエットとは?
こちらは、続けることで状況が改善していくダイエットです。
結果が出るまで時間はかかりますが、取り組んでいくと太らない体を作ることができます。
太っているのは、太る習慣があるためで、理想のスタイルを保つためには、その部分を修正していく必要があります。
それを行うのが、継続的ダイエット。
こちらは、「スリムな体をキープする」ための方法です。
2.どうすればいいの?
で、結局どうすればいいの? と思われたかもしれませんが、ベストなのは、
【瞬間的ダイエット×継続的ダイエット】
を組み合わせることです。
すぐ痩せたいという気持ちを優先させるのであれば、まず、瞬間的ダイエットで結果を出す。
そして、同時進行で継続的ダイエットを行い、太らない体づくりを行っていく。
この組み合わせによって、痩せて→スリムな体をキープできるようになります。
痩せたい方は、「すぐに結果が出る」ことを望んでいることが多いため、
その場合は、ちゃんとその部分を満たすものを提供したほうがいいのですが、それだけだとリバウンドします。
なので、太らない習慣づくりとして、継続的ダイエットも提供していきたいのです。
3.瞬間的ダイエット
僕も、アドバイスの際は、すぐに結果が出る方法を意識しています。しかし、糖質制限などの無理がある方法は採用していません。
それは、食欲をおさえるのは、体の衝動に抵抗するハードチャレンジなので、できる人が少ないからです。
では、どんな瞬間的ダイエットを提供しているのか? というと、
取り組みやすい方法として、毒出しダイエットを提供しています。
糖質制限など食欲に抵抗していく方法ではなく、食材の力を使って、体から老廃物を押し出す方法を採用しています。
体を太らせている原因は、脂肪以外に、
■ 老廃物
■ 水毒
もあります。
この2つを排泄することでも体重は減るので、こちらに注目をして、
水毒が溜まっていたら → 水出しダイエット
を行っています。
これはどちらかと言うと瞬間的ダイエットの部類に入るのですが、体の衝動に逆らう方法ではないため、取り組みやすいんです。
4.結論
今回は、リバウンドを繰り返す方へのアドバイスはどうすればいいのか? というテーマでしたよね。
もうお分かりだと思いますが、結論は、
継続的ダイエットを実践する
ということです。
リバウンドを繰り返すということは、太る習慣が修正されていないということです。
何らかの方法で痩せたとしても、
太る習慣=太る原因
が修正されてなかったらまた太るので、この部分に取り組んでいきたいのです。
具体的には、次の5つ。
1.基礎代謝を上げる
2.代謝がよくなる食べ方を実践する
3.食欲リセットを行う
4.デトックス習慣を定着させる
5.睡眠の質を高める工夫をする
などを行っていきます。
もし、リバウンドを繰り返す人が相談に来た場合は、継続的ダイエットの取り組みを行うようにしてみてくださいね。
糖質制限などの瞬間的ダイエットは、一時的に取り組むものであって、
それによって結果が出ても、痩せた体をキープできるとは限りません。
※体重を落とす方法と、キープする方法は、別の取り組みになるのです。
アドバイスの際は、それらをしっかりと区別して、場面に応じて使い分けるようにしていってください。
まとめ
今回は、リバウンドを繰り返している人へのアドバイスの仕方を学んできました。
よく「ダイエットを続けられない」という言葉を聞きますが、
それは瞬間的ダイエットが続かないのか、継続的ダイエットが続かないのか、カウンセラーは見極める必要があります。
もし瞬間的ダイエットが続かないという場合だったらは、それは期間を区切って一時的に取り組むものであって、そのことを説明し、
そもそも続けるものではない
ということを認識しもてらいます。
一方、継続的ダイエットが続かないという場合は、どの部分が続かないのか確認したうえで、何だったらできるのか? というのを一緒に考えていきます。
このように、自分が提供しているものが、何のための取り組みで、どの場面で有効なのか、しっかり整理をして伝えていってくださいね。
瞬間的ダイエットや継続的ダイエットなど、そういったことを専門的に学びたいという場合は、
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