小学生の頃の夏休み、家族で三重のおじいちゃんの家に遊びに行くのがとても楽しみでした。海で遊んだり、船に乗ったり、花火をしたり。でも、帰る時間が迫ってくると、とても寂しくなるんです。
帰り際、電車に乗って間もなく見える踏切で、おじいちゃんが力いっぱい手を振って見送ってくれていたのを今でも鮮明に覚えています。
もうおじいちゃんはこの世にはいないけど、今年の夏こそは墓参りに行こうと思い、両親と姉と伊勢に行ってきました。最近は家族で旅行することもなくなっていたので、いい時間を過ごせました。
海ほたるを渡って伊勢志摩にGO!
日の出前に出発。千葉から海ほたるを渡って、途中のパーキングでひと休み。
6時間ほどで伊勢志摩に到着。伊勢神宮の奥之院がある朝熊山の山頂から見た景色。霧っぽかったけど、広大な景色に心が広がりました。
山に霧がうっすらとかかっていて、なんだか雰囲気がありましたねー。
無事お墓参りに行き、お腹ペコペコになったところで父親おすすめのうなぎ屋にgo。焼き方がパリッとしていて最高に美味しかった! この地域は水が綺麗なので、うなぎも美味しくなるとのこと。
夕暮れ時の小さな漁港。海から聞こえる優しい波音と、ひぐらしの鳴き声にぼーっと聞き入ってしまいました。時間を忘れる。。
夕食はとても優しいおばあちゃんが迎えてくれた海の近くの料理屋で。新鮮な魚介をたらふく食べて、おなかいっぱい。最後のデザートは粋なカットだった。
石神さんに会いに行ってみた
2日目は夏空がどこまでも続く広い青。
海の近くにある、古くから海女さんたちに信仰されている神明神社に向かってます。
途中にあった海女さんグッズ。
海女さんが描いてあるかわいらしいマンホール。
女性の願いを叶えてくれる「石神さん」がいるという神明神社に参拝。
なんだかここは調子が整う。すごくいい気が流れていました。
入り口付近にあった松の木。パワフルです。
大きな虹に遭遇
帰り道。お墓参りに行けたことと、久しぶりに家族で出かけることができてよかったな…と考えていたら、車のフロントガラスからどーん!と大きな虹が見えました。なんか嬉しかったですね。
こういう機会がないと改めて考えたりしないけど、今までどれだけ両親に世話になり、おじいちゃんおばあちゃんに世話になったのか。
早いもので、人生も折り返し地点。やりたいこともたくさんあるけど、大切なことは大切にしていきたいなと、虹を見ながらそう思いました。
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